女子力95万パワー

アラフォーのおっさん(女子力95万パワー)が一人前のF1層として認められるまでの軌跡

LINEスタンプ作成の傾向と対策:『現状と今後を大予想』

はじめに

とりあえずLINEスタンプの作成からリリース・販売までをしてみて、分かったことや後悔したことをパイセン面して教えたい!ということでまとめることにしたのね。

まぁ参考にできるものなら参考にしてねーっ! 

 

LINEスタンプの現状と今後

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■すでにスタンプ格差社会が到来!

2014年5月8日の販売開始からはや1ヶ月半。6月22日現在でクリエイターズスタンプのカテゴリには2400個のスタンプがリリースされています。

しかしながら今のクリエイターズマーケットには「人気」と「新着」という2つのカテゴリしかありません。

ショップを訪れたユーザーの大半はそれらを上から順番に見ていくことになります。

つまり「ランキング上位もしくは最新のリリースのもの 以外 は、ユーザーの目に止まりにくい」という状況です。

となると人気のあるスタンプはスポットを浴びてさらに有利に販売することができますし、逆に新着で目に止まらなかったスタンプは時間経過と共にドンドン人目に触れない深い深い闇の世界に落ちていくことになります。

売れるスタンプはより売れ、売れないスタンプはより売れないという格差社会がもうすでに出来上がっているのです。現実!超怖い!

実際、トップ10圏内は数百の新作がリリースされているにも関わらず、ここ数週間ほぼほぼ順位変動なく確固たる地位を築きつつあります。

ランキングのロジックやショップ上での見せ方など、今後仕様は変更されることもあると思いますが、この1ヶ月で築かれた先行者特権はそうそう簡単には切り崩せないでしょう。

 

■やがて来るスタンプ1万個時代と修羅の国

今現在、審査中もしくは審査待ちのスタンプは2万個を軽く超えると言われています。

数週間前のネットニュースで「スタンプクリエイター上位10人は月450万くらい売り上げてるぜ!儲かる!」的な記事が出たこともあって、申請登録数は鬼のように急増したのではないでしょうか。

スタンプのリリース総数2400個という現時点ですでに厳しい格差社会を形成しつつありますが、リリース総数1万個になると一体どうなってしまうのでしょう。

これは個人的な予想ですが、この先のクリエイターズマーケット
一部の上流クリエイターが、全体の80%を占める下流クリエイターを相手に無双しまくる『修羅の国』になる
…のではないかと思っています。

仮にスタンプのリリース総数が1万個になったとしても、現状の仕様であれば「LINEスタンプだけで月に数百万稼ぐ上流スタンプ」の数自体はさほど変わらず(しかしスタンプひとつあたりの売上は伸びる!)、「月に数万から数十万稼ぐ中流スタンプ」がそれなりに増え、そして「ちょっと売れる、もしくはまったく売れない下流スタンプ」だけが異常に膨らむのではないかと予想しています。

もちろん今よりもスタンプにお金を払うユーザーの数は増えるでしょうが、色々なスタンプに万遍なくお金を落とすわけではないと思うからです。

すでにその兆候は出てきつつあるのですが、まぁ要するに「どこかで見たようなネコやクマのキャラクタースタンプを一人のユーザーが何個も何個も欲しがるか?」ということであり、だからといって「全く見たこともないし斬新でもないキャラクターのスタンプを一般ユーザーが欲しがるか?」というようなことですよね。
しかも「儲かる!」という安直な発想だけで、これまでパソコンで絵なんて描いたこともないような人たちが作った、質の悪いスタンプなんて余程でない限り買わないんじゃないすかね。

ちなみに現在のランキングの中流から上流には、これまでシールや絵はがき、ガラケーのデコメという「スタンプに近いジャンル」で活躍してきたクリエイターがそれなりの数、潜伏しています。現役あるいは過去にイラストレーターやデザイナーとして活動しておりキャラクター作成や広報ノウハウを持ったクリエイターも多数存在しています。彼らはその道のプロなのでマーケットを分析し、フォロワーに情報を発信しながら効率的に新しいスタンプを投入してくるでしょう。

しかも「LINEスタンプの優良クリエイター」として認知され、SNSなどでフォローされるようになると彼らの販売力はさらに強大になります。

サバンナの脅威はそれだけではありませんよ!

すでに人気のある有名キャラクターなどの版権をもったプロや企業もこれからクリエイターズマーケットに相当な数乗り込んでくるのではないでしょうか。

あと半年から1年もすれば、素人では到底太刀打ちできない「修羅の国」がクリエイターズマーケットに現出するのですよ!ぎゃー!

 

■それでも最大の敵は審査期間

とかなんとか言ってもここまで書いたものは私の勝手な予想ですし、素人にチャンスが回ってこないわけでは全然なく、今のランキング上位にもプロでは作れないような尖ったスタンプが食い込んできているのも事実なのです。

みんな!とにかく作ってリリースすれば、可能性は0じゃないんだよ!

そう言いながら目下のところの最大の敵は「審査期間の長さ」でしょうな。

今申請するとリリースまでに半年から1年かかると言われています。

「こんなスタンプまだ出てない!新しい!面白い!天才!」とか思って勢い勇んで申請しても、リリースされるまでにそれだけのタイムラグがあると、アイデアが古くなってしまったり、他のスタンプが先に出てしまったりで、リリースまでの期間を死んだ目で過ごすハメになりますよね。

特に時節ものスタンプはリリースがずれると超恥ずかしいことになるので注意が必要ですね。

逆にリリースに時間がかかってしまうということは、人気スタンプのパクりスタンプもそうそう簡単には出しにくのではないでしょうか。

 

次回は後悔しないスタンプの作り方

長くなっちゃったのでスタンプ作成時の注意点や今後の対策については次回。

正直、今回リリースしたスタンプでそれなりに後悔したこともあるので、みんなには同じ過ちを繰り返してほしくないんだ!

んじゃまた次回ねー!

 


 ■今のところなんとか中流にしがみつく気色悪いスタンプはこちら

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プロローグ

「うんこを漏らす夢をみると金運アップ!」と申します。

私はうんこを漏らす夢をみては「やばい!やっちまった!」と飛び起きる…なんてことがよくあるのですが、金運があがっているような雰囲気は今のところございません。

先日は町中で短パンを履いたままうんこを漏らす夢をみまして、うんこが裾からこぼれないように両方のズボンの裾を手で絞りましてですね、なんとかトイレまでいって処理しようとするんですけれども、後ろを歩いている女子に「あの人、うんこ漏らしてね?」と指摘されるんですね。
夢の中の私は平然と歩きながらも「そらケツの部分がモリモリになってるから後ろから見たらバレるわな」と思ったもんでございます。

まぁそんな話を実家で家族相手にしておりますと、もう齢四十にもなろうという成人男子が何を言っているだろうと我ながら思うわけですね。聞いてる家族も「コイツ小学生かよ」的な表情をしておりました、正直申しまして。

閑話休題いたしまして、先日リリースしました小生のLINEスタンプについてビジネスパートナーと話しておったんですが、「こんなスタンプ流行らねーよ、気味悪い!」と一刀両断ですよね。

「もっと一般に媚を売れ」「総意の器になれ」と叱責されまして、こちらもまぁ言われっぱなしというのもアレですので「今さら白いネコちゃんとウサギちゃんがラブラブちゅっちゅしてるスタンプとか糞さぶい親父ギャグのスタンプとか爆笑なんとかスタンプなんて作れるかよ!それならBL系のゴリゴリしたシコいスタンプ作るわ!」とか何とか思ってもいないことで返したのですが、正直私に非があるのは明らかなのです。

まぁ程なくして「お金儲かるらしいし!やっぱ一般受けするようなもの作るわ!」という結論に達した次第です。

ではそもそも「一般受け」の「一般」ってなに?という話なのですが、私40年近くそのあたりを避けて避けて生きてきたものですから、本当は理解しているんですが直視したくないんでございますね。

しかし!この際はっきりと定義させていただきますが、「一般受け」の「一般」とはなんとあの「F1層」です!

広告代理店様謹製プレゼン資料の序盤に定型フォーマットとして刻み込まれている、あの「F1層」ですよね。

そこで私、F1層を深く理解するため、ブログを開設いたしました!

しばらくはボンクラ男子丸だしの記事が続くと思いますが、1年後には今週のテラスハウスの感想、メンバーの恋愛観と自分の恋愛観との共通点、記事の最後には自画撮りのおすすめコーデをアップできるようになりたいと思います。

 みんな!よろしくだょ!